次に、「試験日から逆算して計画を立てる」ことです。
これは、実際にカレンダーを見て計画してみてください。
まず、残りの時間を調べます。
例えば、あと10か月だったとします。
その時間を各科目へ配分していくのです。
最後の1か月は本番を意識した問題演習だったり、苦手部分をやるべき期間なので、そこは空けておきましょう。
大雑把にいうと、憲法、行政法、民法、商法、会社法、一般知識、その他に分けられるでしょう。
この中で、行政法と民法に1番時間を割きましょう。
9か月あったら、行政法3か月、民法3か月でもいいくらいです。残りを、憲法、商法、会社法、一般知識、その他で分割しましょう。
そして、さらにそれぞれの持ち時間を細分化していきましょう。
行政法だったら、行政訴訟法、行政手続法などに分配していきます。民法だったら、総則、物権、債権、家族・・・といった感じです。
このくらいまで分けていくと、かなり時間が少ないことに気付くでしょう。
そうなのです。行政書士試験は内容もそうなのですが、時間との競争でもあるのです。
短期間でしっかりとした知識を得ることが必要なのです。
それに、範囲が広いので、学校の定期テストみたく暗記だけで乗り切ることは不可能です。忘れてしまいます。
そのためにもしっかりと理解して、きちんと定着させることが遠回りのようで近道なのです。